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まんだらけ中野店にあるゲーム専門館ギャラクシースタッフのゲーム生活

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ヤマモテブログ シーズン痛(71)

071.jpg


ヤマモテブログシーズン痛(52) で紹介した 『いけにえと雪のセツナ』 が発売されました。

IMG_0558.jpg
ジャケットから漂う、猛烈な雰囲気ゲー臭



発売から1週間も経った今、これ書いてる最中も、いまだ興奮が抑えきれずに涙目なのです

それでもまだ発売日当日のキチガイっぷりからすると、ずいぶん落ち着いた方なので、少し記事にさせてください。




久しぶりのレビューらしいレビュー


いけにえと雪のセツナ_20160224234903

<はじめよう。ボクたちのRPG>

ゲームをプレイしてほどなく感じられるのですが、作り手の90年代RPGへの愛と敬意がこれでもかと伝わってきます。

ゲームシステム、挙動、操作感覚など・・・昔プレイしたゲームをもう一度プレイしているかのような

直感で何もかもわかってしまう程にほぼ完璧な「感覚のサルベージ(?)」がなされています。

プレイ感覚に対する作り込みの丁寧さはビックリを通り越して、あまりの違和感のなさに安心すら覚えます。


実写かと錯覚するような描写からは程遠い、PS2時代を思わせるレベルの比較的ローポリ(厳密に言えばローポリに見せてる)

エキサイティングな対人要素もなく

超絶変態技術のゲームエンジンを積んでいるわけでもなく

絶景のパノラマの中、自由に、どこまでもキャラクターを動かせるわけでもなく

戦闘時にド派手なカメラワークもない


でも


プレイしててなんだか嬉しくなる


そんなゲームです。




<ストーリー>

「いけにえと雪のセツナ」とのタイトル通り

全体を通して寂しい内容の話です。

泣くぞ すぐ泣くぞ 絶対泣くぞ ほら泣くぞ

と、言わんばかりのシナリオが鼻について仕方ないタイプの方はしらけちゃうかも。

こればっかりは好き嫌いのハッキリするところですが・・・

ヤマダは泣かせる話に弱いので(わかってても泣く)むしろプラス評価でした。



<BGM>

ピアノ主体というか、ほぼピアノしか使ってないです。

なんだこの挑戦的な楽曲構成・・・

あの楽器で盛り上げたり、あの楽器で悲しみを表現したり

そういうのも一切なく、ただ平坦に

頑なにピアノ

それがまた、いけにえという大役を仰せつかった少女の、割り切った上の強さと儚さだとか

それに対して何もできない無常観だとか

もうなんだか切ない雰囲気を大いに演出してくれます

サントラ、予約しましょう。3月末発売です。


<キャラクター>
・主人公
無口で任務主義だけど、実は人情溢れる頼れるタフガイ
基本無口ですが、時折出てくる選択肢の文脈で、ある程度人格がわかるのも
なんだかクロノシリーズっぽくていいですね

・セツナ
公式イラスト・設定からするとある程度、世界の在り方を達観した、FFXのユウナのようなキャラかと思ったのですが
思いのほか無垢な乙女でした
発言こそ何も知らない少女のそのものですが、考え方は一本筋が通ってて
そんな彼女がイケニエとは、また考えさせられますね

・クォン
元気系褐色盗賊娘かと思いきや、異様なまでな冷徹ツンツンっぷり
主人公に殺害宣言までしてくる始末
コイツは道中ことあるごと、いちいち主人公に突っかかってくる
そして・・・?
クォン!!俺だ!!俺を殺してくれーーーーー!!!



<ワールド・フィールドマップ>
いけにえと雪のセツナ_20160225005542
いけにえと雪のセツナ_20160225005605

クロノシリーズほぼまんまです。

ワールドマップではモンスターが出ないので自由に歩き回れます。

フィールドマップではモンスターオブジェクトと接触か接近で戦闘開始、接触した場所・向きで戦闘開始の陣形が異なります。

光るポイントもあり、フィールドをくまなく歩くと思わぬ拾いものもあるかもしれません。




<バトル>

スクウェア伝統のアクティブタイムバトルかつ、フィールドマップがそのままバトルシーンになるシームレスバトル

つまり、クロノトリガーのそれを採用しています。

クロノトリガー経験者には当たり前ですが、技には有効範囲があり、敵の数と位置関係によっては

一番火力の高い技を最速で出すのが最適解ではないことがしばしばあります。


範囲で撒き込めるようにちょっと待つ!
いけにえと雪のセツナ_20160225011526

ほんの少し待ったら1アクションで全滅できる!!
いけにえと雪のセツナ_20160225012035

あのクロノトリガーの戦略性あるバトルがまんま再現!!!


ではなく、少し違くて


マリオRPG的な要素が少し入ってます




ATBバーがMAXのとき、コマンド入力順番待ちの時間が損でしたが

いけにえと雪のセツナはそこをうまく昇華してくれました

ATBバー溜まるとコマンド入力までの間、ATBバーのかわりに雪の結晶の形をした円形のゲージが溜まります

いけにえと雪のセツナ_20160225011528jpg


雪の結晶のゲージがマンタンになるとセツナシステムが発動できます(最大3個まで備蓄可能)


「攻撃モーション中に一定のタイミングで□ボタンを押下することで、ゲージを1個消費して攻撃を強化できる」

強化は単純な威力増加以外にも状態異常付与、攻撃範囲増大など様々

これがなかなかにバトルの面白さに影響していて

コマンド待ち時間すら戦略になってしまうのです



今ATBバーの溜まったキャラの行動を選びつつ

今まさに技と繰り出しているキャラの攻撃タイミングで□ボタンを押しセツナを発動!!

特にボス戦などの激しい戦いであるほど、判断の的確さと速さ、セツナゲージの使いどころが試されます




<やり込み要素>

装備品は武器と「法器」と呼ばれるアクセサリーのみです。

鎧や兜などの防具らしい防具はありません。

しかし、法器には補助効果を持つ「法石」をはめ込めるスロットがいくつか空いており

そこに法石をはめ込んで能力を増大させたり、属性耐性を身に着けたり、ステータスをドーピングしていくわけですね。

平たく言えば、FF7のマテリアです。

法石はモンスターのドロップアイテムを法石屋のNPCに売却、売却した素材はカウントされ、それを消費して精製してくれます。

もちろん強いモンスターほど、強い法石の素材になるアイテムを落とすのですが・・・

いけにえと雪のセツナ_20160225011346

どうやってトドメを刺したかによってドロップする素材も変わってきます

セツナ技で倒す・状態異常で倒す・特定の属性で倒す・技の範囲に巻き込んで倒す・オーバーキル・ジャストキルなどなど・・・

いろんな方法を試すことで、より強力な効果を持つ法石が手に入るかもしれません。





<世界観を演出する図鑑>

出会ったキャラクター・戦ったモンスター・訪れた場所・手に入れたアイテム

そのすべてが図鑑に記録されていきます。


2deb99d6.jpg


そしてほぼ全てに、ゲームの進行上は知らなくても問題ない注釈文があります。

ポリゴン描画のあるものはクルクル回転させて細部を眺めることもできます。

これはもはやゲーム内設定資料集といってもいい出来で、冒険を忘れて延々と読んでしまうほど。

そして、ここまで出来がいいと図鑑フルコンプもしたくなっちゃうんですよね・・・

最近のゲームにありがちな、苦行を強いられるやり込まされ要素やり込み要素とはえらい違いです

(例:フィールド上のジャンプ1万回とか、バックアタックでエンカウント6000回とか)

え?ネプネプ?すみません、ちょっと何言ってんのかわかんないっすね・・・




<総評>

とっても丁寧に作られています。

作り手の90年代RPGへの愛と尊敬が感じられるのですが

これが人によっては非常に悪いところになる可能性があります。

「これがやりたかったんだろ?」という感性の押し売りに感じる人もいるかもしれません。

「そう!これだよ!!」という人にはとことんウケますが

そうじゃない人には、どこまでもクサい雰囲気のまとわりつくクソゲーに成り下がると思います。

そういう意味では人を選ぶゲームになるだろうなーと思いました。

ネットでは悪評がそこそこ見受けられますが


好きな人は好き


というのを、追求した結果だと思います。


その上でヤマダは好きですけどね。









ハマれず途中でやめるにしても

ドツボにハマって信者化するにしても



さぁみなさんも







レッツ



ボクたちのRPG
  1. 2016/02/26(金) 13:44:37|
  2. ヤマモテブログ シーズン痛

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